『じゃじゃじゃTV』の最大の魅力は、スタジオと地域住民との圧倒的な距離の近さにあります。その象徴的存在が、番組立ち上げ時からメインを務めた菊池幸見アナウンサーです。菊池アナの語り口は、標準語の枠に囚われない柔らかい岩手訛りと、取材対象者への深いリスペクトに満ちており、単なるアナウンサーの領域を超えて「岩手のお茶の間の親戚」とも呼べる信頼関係を築き上げました。
番組を支えてきたじゃじゃじゃTV歴代アナウンサーの系譜を振り返ると、IBC岩手放送がいかにこの番組を自社の「看板タレント育成の登竜門」として位置づけてきたかが分かります。ベテランの照井健アナや浅見智アナが安定感のある進行で脇を固めつつ、歴代の女性アナウンサー陣がみずみずしい現場リポートで地域を駆け巡ってきました。奥村奈津美アナや甲斐谷望アナ、川島有貴アナ、弦間彩華アナら、時代ごとに個性を発揮した女性陣の活躍は、番組のトーンを常に明るく刷新し続けました。
現在のじゃじゃじゃTV出演者の布陣は、菊池幸見シニアアナウンサーの薫陶を受けた中堅・若手アナウンサーがメイン進行を担い、岩手住みます芸人であるアンダーエイジ(熊谷仕・結城多聞)や、地元出身のリポーター陣が絶妙なスパイスを加えています。お笑い芸人特有の軽快なツッコミと、地方局アナウンサーの誠実なアナウンス技術が衝突することなく調和する空気感は、他局の追随を許さない唯一無二のスタジオグルーヴを生み出しています。