釧路を訪れる旅人が最も頭を悩ませるのが服装の選択だ。本州感覚の「夏の装い」で現地に到着した途端、空港の到着口を出た瞬間の冷気で体調を崩すケースが後を絶たない。特に6月から8月上旬にかけては、最高気温が15度に届かない日すら存在する。
基本となるのは、脱ぎ着が容易なウインドブレーカーや薄手のフリースを常備することだ。海霧が立ち込める日は湿度90%以上となり、体感温度は表示気温よりもさらに低く感じられる。防水・透湿性に優れたマウンテンパーカーを最外層に着用し、インナーには吸汗速乾性の高いウールや化繊素材を選ぶのが、現地で最もスマートに過ごすコツである。