PS5専用コントローラー「DualSense(デュアルセンス)」では、マークの扱いそのものにも劇的な進化が見られます。従来の鮮やかな4色カラーは姿を消し、スタイリッシュな透明樹脂を用いたモノトーンの刻印へと刷新されました。これはPlayStationが「子どものおもちゃ」から「洗練された大人のエンターテインメントギア」へとブランドイメージを昇華させた象徴でもあります。
さらに、DualSenseの実物をルーペやマクロレンズで観察すると、驚くべき職人技が隠されています。コントローラーの背面グリップ部分の滑り止めシボ加工(テクスチャ)を極限まで拡大すると、数千から数万個に及ぶ微小な「〇・×・△・□」の記号が敷き詰められているのです。
SIEの設計チームが明かしたところによると、異なる高さと密度の「〇×△□」を手作業で何層にも重ねて配置することで、手汗をかいても滑りにくく、極上の触感を生み出すグリップを実現しています。単なる装飾にとどまらず、プロダクトの機能性向上に自社のヘリテージ記号を昇華させる姿勢は、世界中のプロダクトデザイナーから絶賛を浴びました。