2026年、光ミュージアムは開館以来初となる挑戦的な特別企画を展開している。今年度の目玉となる特別展は、「シルクロードの記憶とメソアメリカの神々 — 交差する古代精神」。これまで未公開だったマヤ・アステカ文明の貴重な考古学的出土品と、館が誇るシルクロード沿線の仏教美術が初競演を果たす。
なかでも絶対に逃してはならないのが、地下展示室にひっそりと佇む特設ギャラリーだ。案内板も控えめに設置されたこの空間には、クロード・モネやパブロ・ピカソ、横山大観といった東西の巨匠たちによる傑作群が、静寂のなかで秘蔵されている。ピラミッド型の巨大空間と、繊細な絵画世界との対比。このギャップこそが、知る人ぞ知る「謎に包まれた見どころ」なのだ。
鑑賞者は古代の神々に想いを馳せつつ、次の瞬間には近代印象派の光の美学に浸ることができる。まさに唯一無二のアート体験と言えるだろう。