鉄道の運賃制度において、小児料金(半額)が適用されるのは「小学生(12歳未満)」までと定められています。12歳以上の中学生・高校生・大学生はすべて「大人料金」の区分に分類されるため、高校生が新幹線に乗る際は原則として一般の大人とまったく同じ金額を支払わなければなりません。
大人料金が適用される背景には、鉄道営業法に基づく年齢基準があります。小学生までは保護者の同伴や児童福祉の観点から手厚い運賃優遇が設定されている一方、中学生以上は自立した1人の乗客として座席を1人分占有するため、正規の運賃・特急料金が必要になるという考え方に基づいています。
そのため、切符売り場の券売機で通常通り大人用のチケットを購入すると、東京〜新大阪間で約1万4,000円台半ば〜1万5,000円弱の出費となり、高校生の小遣いやアルバイト代としては決して小さくない負担になります。だからこそ、次に解説する公的な割引制度の活用が欠かせません。