東横INN中部国際空港を予約しようとすると必ず目にする「1」と「2」の表記ですが、これはかつて「グリーンサイド(1)」および「オレンジサイド(2)」と呼ばれていた2棟のホテルを指しています。敷地は完全に隣接しており、連絡通路で行き来できる構造になっているものの、フロント・エントランス・朝食会場は棟ごとに独立しています。旅行者が最も知っておくべきは、両棟で「得意とする宿泊スタイル」が根本から異なる点です。
まず、敷地向かって右側に位置する「東横イン中部国際空港1」は、総客室数500室規模を誇る中核棟です。ビジネス需要に最適化されたシングルルームの比率が高く、さらに大きな特色として「ウィズペットルーム(ペット同伴宿泊可能フロア)」を配備しています。愛犬を連れてセントレアから国内旅行へ旅立つユーザーや、身軽な1人出張であれば迷わず「1」を選択するのが合理的です。
一方、敷地向かって左側の「東横イン中部国際空港2」は、増設棟として後から建てられた経緯があり、延床面積や共用スペースの設計にゆとりがあります。客室数も1,000室を超え、単一の建物としては国内東横イン屈指の超巨大スケールを誇ります。最大の特徴は、デラックスツインやファミリールームなど、2名以上のグループ・ファミリー滞在を意識した部屋割りが充実している点です。修学旅行生やインバウンドの団体ツアー受け入れにも対応できるキャパシティを備えています。
そのため、「東横イン中部国際空港1と2のどっちがおすすめか」という問いの答えは明快です。「出張・1人旅・ペット同伴」であれば東横イン中部国際空港1、「夫婦旅行・家族連れ・友人同士のグループ」であれば東横イン中部国際空港2を選ぶのが、滞在の満足度を最大化する基本セオリーとなります。