世界的建築家である隈研吾氏と株式会社梓設計の協働によって設計されたこの建物は、現代木造建築の金字塔として国内外から極めて高い評価を受けている。地元産の地場木材を大胆にあしらったデザインは、優秀な木材利用の取り組みを表彰するウッドデザイン賞を受賞。外観からインテリアに至るまで、木の温もりをダイレクトに感じられる構造だ。
天井の木ルーバーを透過してフロア全体に広がる光は、まさに森の中の「木もれ日」そのもの。ガラス張りの開口部からは四季折々の景色が広がり、季節や時間ごとに変化する光の角度が空間を彩る。建築・都市計画業界においても、環境配慮と地域密着を両立させた革新的な公共図書館の成功モデルとして大きな話題となった。