映画史における決定的な転換点となったのが、ワーナー・ブラザースが送り出した映画『バービー』だ。主演とプロデュースを務めたマーゴット・ロビーと、メガホンを取ったグレタ・ガーウィグ監督のタッグは、世界的な興行収入記録を次々と塗り替えた。完璧なドールの世界を通じて、フェミニズムや自己受容という現代的なテーマを鮮やかに提示してみせたのだ。
女性主導のプロジェクトが大ヒットを飛ばし、ポップカルチャーそのものを再定義した功績は大きい。従来のハリウッドの常識を心地よく裏切った興行成果は、映画界全体に大きな地殻変動を起こした。