「超える」と「越える」の違い決定版!公用文とメディアの使い分け

「超える」と「越える」の違い決定版!公用文とメディアの使い分け

「超える」と「越える」の違い決定版!公用文とメディアの使い分けを徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

日本語学・同訓異義語の研究において、この二文字の成り立ちは非常に興味深い背景を持つ。漢字学者・白川静の古代文字研究によれば、「超」は走部(走ること)に「召(高く持ち上げる)」を組み合わせた字であり、上へと飛び抜け出る動作を原義とする。対して「越」は走部に「戉(けい・大斧)」を配し、障害物をまたぎ越す行為を表す。つまり古代から「超=上方への超過」「越=前方への通過」という本質的なイメージの差が存在していたわけだ。

国語辞典の金字塔『広辞苑』を編纂した新村出をはじめとする言語学者たちも、この語源的背景を尊重しながら現代語における同訓異義語の整理を進めてきた。岩波書店から刊行される各種辞典においても、この明確な機能分離が記述の柱となっている。

森 瞳
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森 瞳

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