待ちに待った支給日に給与明細を開き、その「手取り額」の少なさに落胆した経験は誰にでもあるはずだ。ボーナスは給与と同様に、社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)や所得税が大きく引かれる。国税庁が定める源泉徴収税率の基準に基づき、前月の社会保険料控除後の給与額と扶養人数によって、引かれる税金の割合が厳密に決定される仕組みだ。
ざっくりとした手取り額の計算方法としては、支給額面のおおむね75%から85%程度を目安と考えるのが一般的だ。たとえば額面が60万円の場合、実際に口座へ振り込まれる金額は45万円から51万円程度まで目減りする。今年度の税制改定や保険料率の改定に伴い、控除額が微妙に増減している点にも留意したい。手取りの概算をあらかじめ把握しておくことが、年末年始の資金計画に狂いを生じさせないコツである。