仙骨の位置がずれ、本来の可動性を失うと、身体には様々なSOSサインが現れる。代表的な影響は以下の通りだ。
まず挙げられるのが、頑固な「慢性腰痛」と「ギックリ腰」だ。仙骨と骨盤を繋ぐ仙腸関節の動きがロックされると、腰椎にかかる負担が何倍にも跳ね上がる。朝起きた瞬間の腰の重さや、立ち上がり際の鈍痛は、仙骨の悲鳴である可能性が高い。
次に、下半身の「冷え」と「むくみ」だ。仙骨周辺には太い血管とリンパ節が集小しているため、ここが硬化すると下半身への血流が滞る。どんなに靴下を重ね履きしても足先が冷えるという人は、仙骨周辺の血行不良を疑うべきだろう。
さらに、女性特有の月経不順や生理痛、慢性的な便秘、浅い睡眠といった症状も、仙骨を通る副交感神経の機能低下と深く結びついている。