鉢選びでは、号数だけでなく「鉢の形状と構造」にも着目する必要があります。特に近年、プロの生産農家から一般愛好家まで圧倒的な支持を集めているのがスリット鉢です。
1. スリット鉢の特性と号数展開
スリット鉢サイズ号数は、通常の植木鉢と同様に「CSM-150(5号=外径15cm)」「CSM-240(8号=外径24cm)」といった規格で展開されています。鉢底から側面にかけて細い切れ込み(スリット)が入っており、根が鉢の内壁に沿ってグルグルと巻き付いてしまう「サークリング現象」を防ぎます。根が空気に触れることで自然に分岐し、鉢全体に細根が均一に広がるため、根腐れ防止と生育促進に抜群の効果を発揮します。
2. 長鉢(深鉢)と浅鉢の使い分け
- 長鉢(深鉢):直径よりも高さがあるタイプ。直根性(根がまっすぐ下に深く伸びる植物:バラ、クレマチス、オリーブなど)に最適。
- 浅鉢(平鉢):直径に対して高さが半分程度のタイプ。根が浅く広がる植物(多肉植物、サボテン、盆栽など)に向く。
3. プランターサイズ号数違い
長方形のプランターは丸鉢と異なり、号数ではなく「幅の寸法(cm)」または「土の総容量(L)」で表記されるケースが主流です。
- 65cm標準プランター:幅約65cm × 奥行約20cm × 高さ約18cm(土容量:約12〜15L)。草花苗なら4〜5株、野菜ならミニトマト2株程度が植え付けの目安。
- 深型菜園プランター:深さ約25〜30cm(土容量:約20〜30L)。ナス、キュウリ、大根など根が深く張る野菜専用。