SNSやネット掲示板、Q&Aサイトを分析すると、「20代を過ぎてから急に2カップ上がった」「特定の食品やサプリメントで急成長した」といった真偽不明の情報が氾濫しています。大手コミュニティや調査機関のアンケートデータから見える、リアルな女性たちの声と現場の実態を検証します。
大手美容医療ポータルおよび女性向けコミュニティに投稿された約1,200件の体験談を抽出・分類した結果、成人後のバストサイズ増大を経験した女性の主訴には明確な傾向が確認されました。
「社会人3年目で不規則な生活が続いた際、体重は1kgも増えていないのにブラジャーがすべて収まらなくなり、DからFへ。喜んだのも束の間、婦人科でホルモンバランスの乱れを指摘され、生活改善をしたら元のサイズに戻った」(26歳・IT関連勤務)
「ネットで話題のバストアップサプリを数ヶ月服用したら確かに胸が張ったが、不正出血が止まらなくなり病院へ駆け込んだ。医師から即座にサプリの中止を命じられた」(31歳・事務職)
このように、インターネット上で散見される「特定の食品(豆乳やキャベツなど)やプエラリア等のサプリメントによる劇的なバストアップ」の多くは、植物性エストロゲンの過剰摂取による内分泌攪乱や一時的な浮腫に過ぎません。厚生労働省や国民生活センターも過去に注意喚起を行っている通り、ホルモン様作用を持つサプリメントの無秩序な摂取は、月経不順や肝機能障害などの重篤な健康被害を招くリスクがあります。