水戸黄門・里見浩太朗の伝説|助さんから5代目光圀への転身と現在

水戸黄門・里見浩太朗の伝説|助さんから5代目光圀への転身と現在

水戸黄門・里見浩太朗の伝説|助さんから5代目光圀への転身と現在を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

里見浩太朗が紡いだ『水戸黄門』の魅力において、共演陣との深い信頼関係と伝統の主題歌は欠かせない要素です。なかでも、かげろうお銀〜疾風のお娟としてシリーズに通算25年間レギュラー出演した由美かおるとの関係性は、京都撮影所のプロフェッショナリズムを象徴しています。

由美かおるの代名詞となった「入浴シーン」はシリーズ通算200回を超えますが、現場において里見は常に座長として温かい配慮を崩しませんでした。由美自身がテレビ番組や手記で語った証言によると、「里見さんは立ち回りから着物の裾さばき、長旅の草鞋の履き方に至るまで、時代劇の所作を若い共演者たちに手取り足取り優しく教えてくださった」と明かしています。過酷な真冬の京都ロケでも愚痴一つこぼさず現場を盛り上げる里見の背中が、長期シリーズのチームワークを支える精神的支柱となっていました。

また、オープニングを飾る名曲『ああ人生に涙あり』における里見の歌声も、視聴者の記憶に深く刻まれています。里見は助さん時代に横内正(初代格さん)、大和田伸也(2代目格さん)、伊吹吾朗(3代目格さん)と歴代の相棒とともに主題歌をレコーディング。甘く深みのあるバリトンボイスは「歴代主題歌の中で最も聴き心地が良い」と評され、レコード・CDの売上でも大ヒットを記録しました。

5代目黄門様に就任して以降の第37部(2007年)以降は、かつて助さんとして歌った主題歌を、自らが育て上げた新世代の助さん(原田龍二)・格さん(合田雅吏)が歌い継ぐ姿を慈父のような眼差しで見守る構図となり、視聴者に時代の継承を強く印象づけました。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。