膨大な登場人物が命を落とした本作において、誰がどこまで生き残ったのかを整理することは、結末の全貌を掴む上で欠かせません。物語の節目ごとに生存者は厳しく絞り込まれていきました。
第壱部を最後まで生き抜いたのは、類まれなる閃きと覚悟を持つ高畑瞬と、圧倒的な暴力性と破壊衝動を秘めた天谷武のわずか2名でした。ヒロインの秋元いちかをはじめとする仲間たちは道中で散っていきます。
第弐部では、明石靖人を中心に丑三清四郎や持田涙(リリィ)らが熾烈なデスゲームを勝ち進みますが、最終関門「神力争奪戦」の過酷なペナルティによって、明石も高畑瞬も帰らぬ人となります。結果として、物質的・肉体的に完全に生き残って神の力を継承したのは丑三清四郎ただ一人という、あまりにもビターで圧倒的な結末を迎えました。