もちろん、匿名掲示板由来の情報には常に背中合わせの危険が存在する。発信者の身元が保証されていない以上、悪意あるデマやディープフェイク、意図的な世論誘導が紛れ込むリスクを完全に排除することはできない。
しかし、近年のユーザー側のリテラシーもまた進化を遂げている。スレッド内では即座に「ソース(根拠)の提示」が求められ、嘘や捏造は秒単位で検証され暴かれていく。この集団知性によるファクトチェックのプロセスそのものが一種のコンテンツと化しており、真偽不明の情報の中から真実の欠片を読者自身が手探りで探し出す感覚が、独特の中毒性を生み出している。