日産スタジアムのチケットを発券し、券面に「西ゲート」の文字を見たとき、多くの人が無意識に新横浜駅からのアクセスを思い浮かべがちです。しかし、これが最初の落とし穴となります。日産スタジアムは新横浜駅側に「東ゲート」、反対側の鶴見川・小机駅側に「西ゲート」が配置された線対称に近い構造を持っています。つまり、新横浜駅から西ゲートを目指すということは、スタジアムの東側から外周デッキや地上通路を半周分ぐるりと回り込むことを意味します。
現地を歩いて計測すると、新横浜駅北口からの徒歩ルートは約1.1km〜1.3kmあり、人の波がない状態でも早足で14〜16分を要します。これがイベント当日のピーク時ともなれば、駅前歩道橋やスタジアム前歩道が密集状態となり、25分以上かかるケースも珍しくありません。一方、JR横浜線で一駅隣の小机駅から西ゲートへのアクセスは、歩行者専用通路を経由して平坦な道を約700m、大人なら徒歩7〜10分程度でゲート直下まで到達可能です。
このように、「日産スタジアム西ゲート小机駅ルート推奨の理由」は明白です。外周デッキを無駄に歩くことなく、一直線にゲート前広場へアプローチできる点こそが最大のメリットといえます。「新横浜駅から行ったらスタジアムに着いてからさらに10分以上歩かされて開演ギリギリになった」というファンの声が後を絶たない背景には、このスタジアムのスケール感に対する認識不足が存在しています。