海外のスターバックスを利用する際、もう一つ注意すべきポイントが「Venti(ベンティ)」のアイスにおける容量差です。イタリア語で「20」を意味するベンティは、ホットの場合は日米ともに20オンス(約591ml)ですが、北米などのアイスベンティは24オンス(約709ml)のカップで提供されます。
これは「氷を入れることで液量が目減りし、カフェインや味わいのバランスが崩れるのを防ぐ」という合理的な理由から設計されたものです。日本の感覚でアイスベンティを頼むと、700mlを超える巨大カップが登場することになり、飲みきれずに困惑する旅行者が後を絶ちません。
また、日本では定番の「Short(ショート)」サイズが海外のメニューボードから消えている現象も顕著です。アメリカでは顧客の「大容量・高コスパ志向」が強く、8オンスの需要が大幅に減少した結果、レジ上のメニュー表から姿を消しました。システム上は登録されているため、口頭で「Short size, please」と伝えれば提供してくれる店舗もありますが、実質的な海外の最小サイズは「トール」からスタートしているのが実情です。