ディープインパクトとウマ娘の関係を語る上で、長年語り継がれているいくつかの「都市伝説」や誤解について、時系列と事実をもとに整理します。
盲点1:2016年の初期PVにはディープインパクトが存在していた
2016年にプロジェクトが初公開された最初期のアニメーションPVには、ディープインパクト、キングカメハメハ、ブエナビスタ、オルフェーヴルをモチーフにしたウマ娘が明確に描かれていました。特にディープインパクトと思しきキャラクターは主人公格としてセンターに配置されていました。しかし、本格的なメディアミックス展開を前にこれらのキャラクターは公式サイトから静かに削除されました。これは、企画立ち上げ段階で事後承諾あるいは交渉見切り発車に近い形で制作が進み、本交渉の段階で正式に許諾が得られず差し戻されたことを物語っています。
盲点2:サンデーサイレンスが実装されればディープも出るという誤認
「父である大種牡馬サンデーサイレンスが実装されれば、自動的にディープインパクトも登場するのではないか」という言説がありますが、これは権利構造の混同です。サンデーサイレンスの馬主権・種牡馬権利の管轄(吉田善哉氏・社台ファーム系および米国の権利関係)と、ディープインパクトの所有権(金子真人氏)は完全に独立しています。仮にサンデーサイレンスが何らかの形でゲーム内に登場したとしても、ディープインパクトの許諾問題とは直接連動しません。