多くの指導者が頭を悩ませるのが、「届かないからといって、子どもたちがシュートフォームを崩してしまう」という問題です。リングに届かせようとするあまり、両手で押し出すような変則的なフォームになったり、肩に余計な力が入って軌道がブレたりします。原因は明確で、腕の力だけでボールを飛ばそうとしているからです。
第二の罠は、膝の使い方の誤解です。「膝を曲げて」とアドバイスされた子どもは、真下に深くしゃがみ込んでしまいがちですが、これではジャンプのタイミングとリリースが噛み合いません。そして第三の罠が、リリースの角度。ボールを遠くに飛ばそうとするあまり、ライナー性の低い軌道になってしまい、リングに嫌われるケースが後を絶ちません。放物線を描くことこそが、成功への近道です。