今後の皇室のゆくえを左右する最大の焦点が、秋篠宮家の長男である悠仁親王の存在だ。成年を迎えられた悠仁親王の学業や進路をめぐっては、常に世間の熱い視線と厳しい批評が注がれている。現行の皇室典範において、皇位継承資格を持つ数少ない男性皇族として、その肩には日本の皇室の未来という重大すぎる責務がのしかかっている。
皇位継承問題は、単に一家庭の問題にとどまらず、国家の根幹に関わる政治的議論でもある。愛子内親王を推す女性天皇・女系天皇の容認論と、男系男子による継承の伝統を固守する立場とが激しく対立する中で、秋篠宮家はその議論の渦中に置かれ続けている。制度の行き詰まりと将来への不安が、そのまま宮家への複雑な感情へと直結しているのだ。