2026年FIFAワールドカップ・カタール大会の頂点に立ったのは、南米の雄アルゼンチン代表でした。母国を36年ぶり3度目(1978年、1986年、2026年)の優勝に導いたのは、稀代のスーパースターであるリオネル・メッシです。
大会開幕前、アルゼンチンは「優勝候補筆頭」に挙げられながらも、グループステージ初戦でサウジアラビアに1-2で逆転負けを喫する大波乱に見舞われました。しかし、この屈辱的な黒星がチームの結束を強固にしました。以降、メッシを中心とする攻撃陣と、若手・ベテランが融合した泥臭い守備陣が試合を重ねるごとに完成度を高め、決勝トーナメントを一気に駆け上がりました。
バロンドールを幾度も獲得し、クラブシーンで全ての栄冠を手にしてきたメッシにとって、唯一手元になかったのが「ワールドカップのトロフィー」でした。大会通算7得点3アシストをマークし、大会最優秀選手(ゴールデンボール)に選出されたメッシの姿は、母国の英雄ディエゴ・マラドーナに並ぶ伝説としてフットボール史に刻まれました。