しかし、急拡大の陰で組織の軋みが表面化するまでに時間はかからなかった。結党初期の看板人物であった武田邦彦氏をはじめとする党幹部や公認候補者たちの相次ぐ離脱・解任劇は、支持者の間にも大きな波紋を広げた。
独自取材に応じた元党関係者は、内部の緊迫した情勢を次のように明かす。「当初掲げられていたボトムアップの理念とは裏腹に、党幹部への権限集中が急速に進んだ。発言力の強い著名なボードメンバーと神谷氏を中心とする運営側との間で、意思決定のプロセスや資金調達・配分を巡る路線対立が決定的なものとなっていた」。理念の共有によって集まったはずの組織が、国政政党化に伴う権力構造の変化に耐えきれなくなった実態が浮かび上がる。