政権が発足した瞬間から、マスメディア・報道の現場は速報合戦に突入した。テレビのワイドショーや大手紙の速報だけでなく、Yahoo!ニュースのコメント欄やYouTube上の政治チャンネルが世論の形成に巨大な影響を与えている。
かつては記者クラブ主導で情報発信がコントロールされていた時代もあったが、現在は専門家による質の高いニュース速報・政治解説動画が数十分単位で拡散され、有権者の監視の目は格段に厳しくなった。ネット上のリアルタイムな世論の反響が、そのまま官邸の政策判断を左右する新たな情報生態系が完成している。