彼が表舞台に立たなくなった今も、その作品群の存在感は増すばかりである。日本音楽史上の金字塔として語り継がれる1973年のアルバム『氷の世界』は、日本初のミリオンセラーを記録し、今なお色褪せない輝きを放っている。
全国民の記憶に刻まれた『夢の中へ』や夏休みの郷愁を呼び覚ます名曲『少年時代』は、現代のデジタル環境でも異彩を放つ。音楽配信サービスSpotifyなどのストリーミングプラットフォームでは、当時を知らないZ世代や海外の音楽ファンが彼の楽曲を発見し、再生回数を伸ばし続けている。世代を超えて愛され続ける言葉のセンスと圧倒的な歌唱力は、時を超えて新たなリスナーを魅了し続けているのだ。