ふたりの出会いは1985年公開の東宝映画『カリブ・愛の旅』での共演でした。当時、神田正輝さんは石原プロモーションの若手エースとして数々のアクションドラマや映画で存在感を示しており、松田聖子さんはトップアイドルとして不動の地位を築いていました。
直前には芸能史に残る「郷ひろみさんと松田聖子さんの破局会見」があり、「生まれ変わったら一緒になろうね」という言葉が日本中の涙を誘ったばかりでした。その直後の電撃的な交際発展、そして出会いからわずか数ヶ月での婚約発表は、まさに日本中を揺るがすビッグニュースとなったのです。
1985年6月24日、東京・目黒のサレジオ教会で執り行われた結婚式と、ホテルニューオータニでの豪華披露宴は「聖輝の結婚」と銘打たれ、テレビ中継の視聴率は驚異的な数値を記録しました。
翌1986年には長女・沙也加さんが誕生。仕事と家庭を両立する松田聖子さんの姿は「ママドル」という新語を生み出し、家庭を大切にする神田正輝さんの包容力とともに、理想の芸能人ファミリーとして国民的な人気を博しました。