嵐のボーカルを語る上で避けて通れないのが、メンバー5人の歌唱力格差です。音楽ライターやボイストレーナーの評価、楽曲内のパート割り実績などを総合的に分析すると、グループ内の歌唱力は明確なグラデーションを描いています。
業界内およびファンの間で概ね一致している「歌が上手い順」の評価は以下の通りです。
1位:大野智
グループのメインボーカル。ブレないピッチ感、豊かな声量、伸びやかなビブラート、抜けるようなハイトーンまで、ジャニーズ歴代屈指と称される圧倒的な技術力を誇ります。
2位:二宮和也
卓越した表現力とファルセット(裏声)の美しさが際立つ技巧派。楽曲の主人公になりきるような感情豊かなフレージングは、ソロ楽曲でも高い評価を獲得しています。
3位:松本潤
グループの低音域を支える甘いバリトンボイスが特徴。かつてはピッチの甘さを指摘されることもありましたが、ボイストレーニングを重ねて安定感を劇的に向上させました。
4位:櫻井翔
「サクラップ」に代表される低音ラップの切れ味は唯一無二。メロディパートではやや硬さが見られるものの、リズムキープ力と語感の良さで楽曲の骨格を作っています。
5位:相葉雅紀
ハスキーで親しみやすいキャラクターボイスの持ち主。音域の狭さやピッチの揺らぎが出やすい傾向にありますが、楽曲に温かみと抜け感を与えるスパイスとして機能しています。
このように、トップクラスの実力を持つ大野・二宮と、声質やキャラクター重視の他メンバーとの間に技術的なコントラストが存在したことが、「メンバーによって下手に見える」という格差論につながりました。