ガス代がゼロになるメリットを持つオール電化物件ですが、一人暮らしのオール電化の電気代は、使い方を誤ると一般的なガス併用物件よりも総支出が高くなるリスクを秘めています。
オール電化向けの料金プランは、「夜間の電気代が割安な代わりに、昼間の電気代が割高」に設定されているのが通例です。そのため、深夜時間帯にお湯を沸き上げる「エコキュート」や蓄熱暖房を効率的に活用できれば光熱費を低く抑えられますが、在宅勤務などで日中にエアコンや大型モニター、IHクッキングヒーターを多用すると、割高な昼間単価が適用されて電気代が跳ね上がります。
オール電化の単身物件では、冬場の電気代が1万5,000円〜2万円近くに達するケースも珍しくありません。給湯器の沸き上げ時間帯が夜間に設定されているかを必ず確認し、タイマー機能を駆使して洗濯機や炊飯器の稼働を深夜料金帯(23時〜翌7時など)にシフトさせることが支出抑制の絶対条件です。