過酷なフィジカル維持とプレッシャーに晒されるプロ審判員ですが、その報酬体系は一般にはあまり知られていません。JFAと専任契約を結ぶプロフェッショナルレフェリー(PR)は、固定の基本報酬と試合ごとの出場給で構成されています。
J1リーグの主審を務めた場合、1試合あたりの担当手当は約12万円〜15万円とされています。荒木主審のように年間を通じてコンスタントにJ1リーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯、さらにはACLや代表戦などの国際試合を担当するトップレフェリーの場合、年間で30試合から40試合近くのピッチに立ちます。
各種手当や国際試合のインセンティブ、PR基本報酬を合算すると、荒木氏の推定年収は1,500万円〜2,000万円前後に達すると分析されます。毎週末の長距離移動や徹底した体調管理、試合後の膨大な映像分析作業を考慮すれば、トップアスリートと同等のシビアなプロ契約であることが分かります。