生姜が持つ健康成分には、主に「ジンゲロール」と「ショウガオール」という2つの辛味成分が存在します。この2つの特徴を正しく理解していなければ、生姜ココアの温活効果を十分に引き出すことはできません。
生の生姜に豊富に含まれるジンゲロールは、末梢血管を拡張させて手足の血流を促す作用を持ちます。しかし、体の中心部にある熱を末端へ逃がす働きがあるため、深部体温を温める目的には不向きです。風邪の引き始めに熱を発散させたいときには有効ですが、慢性の冷え性対策としては逆効果になる場合すらあります。
対して、ジンゲロールを加熱(約80〜100℃)または乾燥させることで生成されるのがショウガオールです。ショウガオールは胃腸の壁を直接刺激し、血流を高めて深部体温そのものを上昇させる強い熱産生作用を発揮します。内臓温度が1℃上がると基礎代謝は約12〜13%向上すると言われており、ダイエット効率を高めるためには、生姜をしっかりと加熱してショウガオールの比率を高める工夫が欠かせません。