検索エンジンで久保帯人先生の名前を入力すると、サジェストに「死亡説」「理由」といった不穏なキーワードが表示されることがあります。当然ながらこれは完全なデマですが、なぜこのような噂が広まってしまったのでしょうか。
発端となった要因のひとつは、2016年に『BLEACH』が15年の連載に幕を閉じた直後、久保先生が長期の完全休養に入ったことです。長年ジャンプの看板として毎週欠かさず原稿を届けていた作家がパタリと表舞台から姿を消したことで、一部のネットユーザーの間で根拠のない憶測が飛び交いました。
さらに拍車をかけたのが、ネット掲示板(5ちゃんねる等)で当時流行していた悪質なコピペや、いわゆる「オサレ師匠」という愛称を巡るネットミームの過激化です。別人の訃報や同姓同名のニュースと強引に結びつけた悪質な投稿がSNSで拡散され、事情をよく知らない読者が「本当に亡くなったのか?」と検索を重ねた結果、検索サジェストに定着してしまったというのが真相です。