維新の党とは何だったのか?分裂劇の真相と現在の日本維新の会との違い

維新の党とは何だったのか?分裂劇の真相と現在の日本維新の会との違い

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期待を集めてスタートした維新の党でしたが、結党からわずか1年も経たない2015年夏、党内は修復不可能な決定的一線を越えることになります。分裂の引き金となったのは、「民主党との合流をめぐる路線対立」と「大阪都構想の住民投票」でした。

2015年5月、橋下徹氏が政治生命を賭けた「大阪都構想」の住民投票が僅差で否決され、橋下氏は政界引退を表明。江田憲司代表も引責辞任し、後任として松野頼久氏が代表に就任しました。ここから党内の主導権争いが表面化します。

松野代表や江田氏を中心とする東京・旧結いの党グループは、次の衆院選を見据えて「民主党との合流による野党結集」を推進しようとしました。これに対し、橋下徹氏や松井一郎氏を中心とする大阪グループは、「改革姿勢が曖昧な民主党との野党再編には組みしない」「是々非々で自民党とも対峙・連携すべき」と猛反発したのです。

対立は泥沼化し、除籍(除名)合戦や政党交付金の使用権を争う法廷闘争へと発展。最終的に2015年10月、橋下氏や松井氏ら大阪系議員が大量離党し、新たな政党として「おおさか維新の会」を結党しました。これが維新の党の実質的な破綻劇でした。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。