インターネット上で特定の有名人の健康状態に関する不確かな情報が拡散する現象は珍しくない。五十嵐淳子に関しても、齢を重ねるにつれて公の場に姿を見せる機会が減ったことが、噂の最大の火種となった。表舞台からのゆるやかな撤退が、いつの間の間にか「体調不良による引退」「入院・闘病」というストーリーにすり替えられて拡散した経緯がある。
同世代の著名人が相次いで病に倒れたり訃報が報じられたりする中で、情報が錯綜し混同されたことも一因だ。芸能界というスポットライトが当たる世界に長年身を置いてきたからこそ、沈黙を守る姿が逆に過度な推測や臆測を呼んでしまったと言える。