かつてテキストサイトや個人ブログが全盛だった時代、ネットの裏路地には「見てはいけないもの」が溢れていた。その中でも最悪のトラウマとして恐れられたのが、緑色に変色した女性の遺体写真とされる画像だ。悪意あるリンクを踏んだ若者たちの脳裏に焼き付いたそのビジュアルは、長らくネットの禁忌とされてきた。
だが、それから20年以上が経過した。当時のリアルな恐怖を知らないデジタルネイティブ世代にとって、それは恐怖の対象ではなく、むしろ「インターネット古代の神秘的な謎」として映っているようだ。海外のインフルエンサーが都市伝説解説動画で取り上げたことをきっかけに、ブームの火種は一気に燃え広がった。