かつて年上女性との結婚を報告する際、最大の障壁とされたのが双方の親や親族の反応だった。「息子の嫁が年上だなんて」「孫の顔は見られるのか」といった前時代的な干渉に悩まされるケースも少なくなかった。
だが、2026年現在の風向きは大きく異なる。親世代自身の価値観がアップデートされたことに加え、社会全体の多様性(D&I)推進が追風となっている。実際に取材した5歳年上妻を持つ男性の母親は、「息子の意見をちゃんと聞きつつ、落ち着いて家庭を支えてくれる頼もしいお嫁さん。年齢のことなんて最初の5分しか気にならなかった」と笑う。世代間の意識の差は、私たちが思う以上に急速に消滅しつつある。