英語教育の第一人者として知られる安河内哲也氏は、かねてより「声に出す英語学習」の重要性を強調している。特に耳から入った音声を即座に真似して発声する音読やシャドーイングは、リスニング力と英文法感覚を同時に引き上げる強力なトレーニングだ。
読んでも理解できない英文は、聞き取ることもできない。スクリプトを見ながら正確な発音とアクセントで音読を繰り返し、英文のスピードに頭を慣らしていく。音読を重ねると、英語を日本語に訳さず英語の語順のまま理解する感覚が自然と養われていく。
リスニングセクションで失点しやすい受験生の多くは、音と文字の不一致に悩んでいる。安河内氏のメソッドを取り入れ、過去問の音声に合わせて毎日10分間の音読を習慣化するだけで、聞こえてくる英語のクリアさが劇的に変わるはずだ。