株式会社ワークマンの専務取締役として数々のブームを仕掛けた土屋哲雄氏は、機能性ウェアを「職人専用」から「一般市場のデイリーウェア」へと民主化させる戦略を強力に推進してきた。ペルチェデバイスの投入もその延長線上にあり、圧倒的な機能性と手頃な価格設定はワークウェア・アパレル業界の境界線を破壊し続けている。
特筆すべきは、「ワークマン女子」を筆頭とする一般消費者の熱狂だ。当初は建設現場の職人が買い求めていた製品だが、SNSを通じて「夏フェスやキャンプ、子どもの屋外習い事の付き添いに最適」という生のレビューが激増。機能美を活かしたスタイリッシュな見た目が女性層の心を掴み、従来の作業服店という枠組みを完全に突破した。