ダイエットを開始して最初の1週間で「2キロ落ちた!」と歓喜する人は多い。だが、ここで冷徹な事実を直視する必要がある。初期の急速な体重減少の8割以上は、体内に蓄積されていたグリコーゲン(糖質)と、それに結びついていた水分が抜けただけに過ぎない。
本当の意味での「脂肪燃焼」が本格化するのは2週間目以降だ。1週目の水分変化に一喜一憂し、2週目以降のペース鈍化を「停滞期だ」と勘違いして諦めてしまうのが、挫折者の典型的なパターンである。体重計の数値だけに囚われず、ウエスト周りのサイズ感や鏡に映るシルエットの変化を観察する視点が求められる。