日常のふとした油断が致命的な事態を招く。消費者庁に寄せられた家庭内事故のデータによれば、乳幼児の転落や大人の転倒による二次被害は、階段付近や部屋の境目で多発している。本来、危険領域を遮断すべき乳幼児安全用品が、足元の障害物となって家族の足元をすくうケースは決して珍しくない。
特に危険が潜むのが階段トップへの設置だ。足元に数センチの枠が残るタイプでは、降り際に爪先を引っかけた瞬間、重力も相まって最悪の転倒事故につながる。だからこそ、転倒事故防止を最優先に考えた足元完全フラット、あるいはスロープ一体型の設計が、現代の住宅環境において強く求められているのだ。