初夏の名物詩である日本生命セ・パ交流戦では、普段とは異なるルールが先発投手に大きな影響を与えます。セパ交流戦予告先発を見る上で欠かせないのが「DH制の有無」に伴う投手マネジメントの違いです。
パ・リーグ主催試合では通常通りDH制が敷かれますが、セ・リーグ本拠地での試合ではパ・リーグの投手も打席に立ち、走塁を行います。これにより、普段打撃や走塁の負荷がかからないパ・リーグの先発陣はスタミナ消費が激しくなり、打順の巡り合わせによる代打交代で降板が早まるケースが増加します。
そのため首脳陣は、打撃センスのある投手をセ・リーグ球場に当てたり、長い回を投げさせずに小刻みな継投へシフトするなど、交流戦特有のローテーション再編を敢行します。予告先発の顔ぶれを見るだけでも、各球団の監督が描く采配の意図が読み取れる面白い期間です。