スマートフォンの画面越しに、私たちは毎日「喪黒福造」的な誘惑に晒されている。アルゴリズムが弾き出す「あなたにオススメ」の広告、短時間で脳汁を出させるショート動画、そして承認欲求を刺激する「いいね」の数々。これらはすべて、現代版の「ココロの隙間を埋めるサービス」に他ならない。
ネット上では、過度な課金ゲームやSNSへの依存で身を滅ぼす人が後を絶たない。「ちょっとだけなら」と手を出した結果、引き返せないところまで堕ちていく構図は、まさに『笑ゥせぇるすまん』のストーリーそのものだ。現代のテクノロジー環境自体が、喪黒福造の役割を代替していると言えるだろう。