2026年現在、秋葉原を訪れる外国人観光客の数は過去最高水準を更新している。その中心地となっているのがラジオ会館だ。「秋葉原に来てここをスルーする旅行者はいない」と言わしめるほど、その集客力は凄まじい。
特に目立つのは、北米や欧州から訪れる熱狂的なコレクター層だ。為替の影響も手伝い、数万円から数十万円のプレミアムフィギュアや鑑定済みカード(PSA鑑定品)が目の前で次々と売れていく。免税手続きのカウンターには長い列ができ、スタッフは多言語を駆使して手際よく対応にあたっている。単なる「お土産ショップ」ではなく、世界のサブカルチャー経済を回すハブとしての機能が、ここには凝縮されている。