妻鹿漁港を利用する上で、知らず知らずのうちにルール違反を犯しやすいのが「駐車禁止エリア」と「立ち入り禁止エリア」の存在です。港湾関係者へのヒアリングでも、一般来訪者のモラルが問われる事案が後を絶ちません。
特に注意すべき境界線は以下の通りです。
- 漁協専用荷捌き所・給油施設周辺:黄色いラインで区分されたエリアやコーンが設置された区画は、朝の競りや水揚げ作業を行うプロの現場です。短時間の荷降ろしであっても一般車の進入は固く禁じられています。
- 係留船のロープ周辺:岸壁ギリギリに車を停めると、潮の満ち引きによる係留ロープの上下動で車体を傷つける危険があるほか、船員の乗降を著しく妨げます。
- 立ち入り禁止フェンスの内側:妻鹿波止の先端部や一部のテトラ帯、民間工場の隣接護岸には危険防止のための進入禁止フェンスが設けられています。これらを乗り越えての釣行・駐車は厳禁です。
夜釣りの現場において見落とされがちなのが「夜間のトイレ問題」と「アイドリング音」です。市場のメインエントランスが施錠された後の深夜帯は、屋外の特定トイレしか開放されていません。また、近隣の作業宿舎や民家へ配慮し、長時間のエンジンかけっぱなしやヘッドライトの照射マナーには細心の注意を払う必要があります。