リーズナブルに長距離を移動する王道ツールといえば、JR全線の普通・快速列車が乗り放題になる「青春18きっぷ」です。利用期間やルール変更をしっかりと把握した上でルートを設計すれば、わずか数千円で本州を縦断するようなドラマチックな旅が実現します。
ローカル線の接続は1日に数本というケースも珍しくありません。スムーズな乗り継ぎを成立させるためには、接続駅での待ち時間をあらかじめ「駅前散策や昼食タイム」としてスケジュールに組み込む発想の転換が求められます。
さらに経験を積んだ愛好家が挑むのが、全国約2万キロメートルに及ぶ「JR全線完乗」という高い壁です。路線廃止や災害による運休、運行本数の極端に少ない区間をいかに攻略するかという難易度は極めて高く、数年から十数年かけて一区間ずつ塗りつぶしていくプロセスそのものが、乗り鉄にとって生涯のライフワークとなっています。