表現の幅を一段引き上げるために欠かせないのが、持続音を生み出す「ロール」と余韻をコントロールする「ミュート」の技術です。
1. 親指ロール(サムロール)の原理とコツ
タンバリンのヘッド(皮)の円周に沿って親指の腹を滑らせ、摩擦によってジングルを連続振動させるタンバリン ロール やり方は、プロの代名詞的なテクニックです。滑らかなロールを成功させるには、親指に適度な摩擦力(フリクション)が必要です。プロ奏者は演奏前に指先に専用のワックス(蜜蝋など)を塗布したり、皮の表面を極微量の粉で整えたりする下準備を怠りません。押さえつける力は最小限にし、指の腹が細かく跳ねる感覚を掴むのがタンバリン 鳴らし方 コツです。
2. 瞬間的なキレを生むタンバリン ミュート方法
音が鳴りっぱなしになりがちなタンバリンにおいて、リズムのメリハリを作る鍵は「消音」にあります。最も手軽なミュートは、フレームを持つ手の薬指や小指をヘッドの裏側やフレーム内側に軽く接触させる方法です。また、太ももの上に布を敷き、叩いた直後に楽器を太ももに押し当てることで、残響を瞬時にカットするスタッカート奏法もクラシック現場では頻繁に用いられます。