伯方の塩はどこ産?メキシコ原料の真相と愛媛・伯方島の関係を徹底解説

伯方の塩はどこ産?メキシコ原料の真相と愛媛・伯方島の関係を徹底解説

伯方の塩はどこ産?メキシコ原料の真相と愛媛・伯方島の関係を徹底解説とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

ネット上で「伯方の塩 原料 メキシコ」と検索される背景には、パッケージ裏面の原材料表示に対する驚きがあります。現在流通している「伯方の塩(粗塩・焼塩など)」の主原料は、メキシコ産およびオーストラリア産の天日塩田塩です。

なぜ瀬戸内海の海水をそのまま100%煮詰めて作らないのか。そこには、歴史的な法規制の制約と、日本の気候条件が深く関わっています。

創業当時の塩専売法下では、日本国内の海水を直接汲み上げて民間でそのまま製塩することが厳しく制限されていました。そこで伯方塩業は、海外の広大な塩田で太陽と風の力だけで結晶化させた安全な天日塩を輸入し、それを日本の海水に溶かして再結晶化させる手法を確立したのです。雨が多く湿度の高い日本では天日塩田を大規模に維持することが困難ですが、乾燥した気候を持つメキシコやオーストラリアの天日塩を用いることで、安定した品質と手頃な価格を両立させました。

現在でも、愛媛県の大三島工場沖合約300メートルの海底から汲み上げた清澄な瀬戸内海の海水を使い、輸入天日塩田塩を一度完全に溶解。砂や不純物を徹底的に濾過したのち、じっくりと時間をかけて結晶化させる「にがり製法(再生加工塩)」が採用されています。食品表示基準上の原産国が「日本」となっているのは、愛媛県内の自社工場で高度な精製・結晶化・乾燥工程を行っているためです。

吉田 誠
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吉田 誠

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