中森明菜がデビューした1982年は、日本のアイドル史において奇跡の豊作年と呼ばれる「花の82年組」が誕生した年です。小泉今日子、松本伊代、早見優、堀ちえみ、石川秀美など、錚々たる顔ぶれが同期として競い合いました。同学年のアイドルが多いなか、中森明菜は石川秀美と生年月日が全く同じ(1965年7月13日)という珍しい縁でも知られています。
また、80年代の歌謡界を語る上で欠かせないのが、トップアイドルとして時代を二分した松田聖子との関係性です。松田聖子(1962年3月10日生まれ)は学年でいうと中森明菜の3学年上にあたり、実年齢では約3歳4ヶ月年上です。メディアからは常に「ライバル」として対比構造で報じられましたが、互いに異なる音楽性とビジュアル戦略を確立し、リスペクトし合う盟友でもありました。