数の子のプリン体の少なさをより深く理解するために、他の代表的な魚卵や一般的な日常食品と数値を比較してみましょう。
日本痛風・核酸代謝学会のガイドラインにおいて、食品100gあたりのプリン体含有量は「極めて多い(300mg以上)」「多い(200〜300mg)」「中程度(50〜100mg)」「極めて少ない(50mg以下)」に分類されています。
【主な食品100gあたりのプリン体含有量比較】
・鶏レバー:約312mg(極めて多い)
・マイワシ(干物):約305mg(極めて多い)
・タラコ:約120.7mg(中程度〜多い)
・イクラ:約15.7mg(極めて少ない)
・数の子:約21.9mg(極めて少ない)
・納豆:約113.9mg
・白米:約25.9mg
・木綿豆腐:約31.1mg
このように、数の子のプリン体含有量は白米や木綿豆腐よりも低い水準に位置しています。タラコやレバーと比較しても圧倒的に低く、日常の食事で神経質になるレベルではありません。「魚卵=痛風」という画一的なイメージが、数の子に対して大きな風評被害を与えていたことが数値からも実証されています。