Q1:関取は化粧まわしを何本くらい持っているのですか?
A1:力士の実績や後援者の数によって大きく異なりますが、十両に定着している力士で2〜3本、幕内上位や三役クラスになると5〜10本以上を所有することが一般的です。場所ごと、あるいは東京場所と地方場所(大阪・名古屋・福岡)で締め分けるケースが多く見られます。
Q2:化粧まわしは洗濯できますか?手入れや保管はどうしているのですか?
A2:極めて繊細な絹糸や金銀糸、立体的な芯材が使われているため、水洗いや一般的なクリーニングは一切できません。使用後は陰干しで汗や湿気を飛ばし、汚れは専門の職人が手作業で落とします。保管時は専用の桐箱に収め、湿気対策を徹底して大切に管理されます。
Q3:どんなデザインでも自由に作れるのでしょうか?審査はありますか?
A3:基本的には自由にデザインできますが、日本相撲協会による事前確認と承認が必要です。公序良俗に反するものや品位を著しく損なう意匠、政治的・宗教的主張が強すぎるものなどは認められません。伝統競技としての格式を守るための規律が存在します。
Q4:引退した後の化粧まわしはどうなるのですか?
A4:力士本人の記念品として自宅や部屋に大切に保管されるほか、贈呈してくれたタニマチや母校、地元自治体の資料館などに寄贈・展示されるケースが多く見られます。また、断髪式の際に会場内に飾られ、力士生活の集大成として披露されることも定番です。