いまやアメ横の熱狂は日本国内にとどまらない。Netflixで配信される80年代から90年代の東京ストリートカルチャーを題材にしたドキュメンタリーや海外ドラマの影響を受け、国境を越えたZ世代のコレクターたちが本物のヴィンテージを求めて上野へ押し寄せている。
草間彌生のアートピースが世界中のハイエンドなギャラリーや銀座のウィンドウを鮮やかに飾る一方で、上野のガード下には、手仕事のステッチと使い込まれたコットンの風合いが織りなす「生きたストリートアート」が息づいている。購入したばかりのフライトジャケットを羽織り、高架下のレトロなネオンをバックに撮影されたスナップがInstagramへ投稿されると、瞬く間に世界各地のヴィンテージコミュニティへと拡散。リアルな東京のアンダーグラウンドカルチャーを体感できる聖地として、ヤヨイの存在感はグローバル規模で再評価されている。